頚部外傷の予防、視野やバランス能力のためには!
mountain bikeや二輪などのモータースポーツでは頚部外傷も多い。そのため、ダウンヒル やモトクロスなどではジャンプなどのアクションも多いからネックブレースは必要不可欠な存在です。
クレイジーな方はつけずにバンバン飛んでますが。。。笑
私もジャンプ練習で顔着の経験があるためネックブレースの大切さは身にしみてます。
本題です!
チンイン姿勢は頚部外傷のリスクを減らしてくれます。報告をいくつかあげます。
ラグビー🏉
1.コンタクト時の姿勢は前方を見て軽く顎を引き肩甲骨が挙上しないように胸を張ることで頸椎に筋収縮が集中し、腹筋や背筋群の協調運動も行いやすくなる
2.チンイン姿勢は通常姿勢より、頚部筋力及び頚部筋活動は通常姿勢時と比べ優位に増加する
コンタクト姿勢を取れば首が安定するからお腹や背中の筋肉が働きやすくなるし、チンインを意識することによって、首の筋肉が総動員されるから外傷予防になり得るってことですね。mountain bikeも同じようなコンタクト姿勢なので類似するところはあると思います!
またこんな報告も。。。
3.C4-6間に問題が発生しやすい原因としては、その区間が最も可動範囲が大きいのと、頸椎前弯の頂点で安静時でもストレスがかかりやすい。
4.脊柱管前後径は上位頸椎は広く下位頸椎は狭い。
特にc5.6レベルでは最も狭いため神経系の影響を受けやすい部位である。
上記3.4の報告に対しては、深部頚部屈筋群が重要です!先ほどのコンタクトの姿勢で考えます。
顔を上げていても顎を軽く引いておく意識を持つと上記の筋が働きやすくなります。
この筋が働くと、顔を上に向けた際に頸椎の分節性(骨が1つ1つきれいに動く事)がきちんと起こるようになるためC4-6レベルの骨が過剰に前方へ押し出される事を防いでくれます。
それにより、C4-6レベルの骨や関節板、神経系へのストレスを軽減できるようになります!
長くなってしまいました。
次回は、
上位頸椎.下位頸椎の機能について
アライメント、動きの評価
頚部エクササイズの方法を考察していきます!
本日のmtb動画!